メンラーをベーターする

チャーシュー麺ってあるじゃないですか。
なんか贅沢な響き。
俺の中でチャーシュー麺を食べるのが、大人のステータスっていうか、
憧れみたいなものがあったんだけど。

小さい頃は、そもそもラーメンを店に食べに行った記憶があまりないんだけど、やはり子供には多すぎるので父親が注文したチャーシュー麺からチャーシューだけ1-2枚分けてもらって、チャーシュー子供ラーメンになるじゃないですか。

食べ盛りの中高生だと少ない小遣いで、+2-300円の価格差は財布に優しくなく、たまに親と食べに行ったときに注文するくらいじゃないですか。

で、大人になった今、チャーシュー麺くらい注文するのは簡単なんだけど、今度は体調的な意味で、胸焼けとかメタボリック的な意味で、もうチャーシュー麺を一杯食べきるのは不可能なんだよね。


つまり、僕が何を言いたいのかっていうと、食べれるときに食べておかないと、チャーシュー麺とは縁のない人生になってしまうし、同様に、できるときにしておかないと、親孝行と無縁の人生になってしまうんじゃないか、って事なんです。


まあ、だからと言うわけではないのですが、母親の誕生日が近かったので、還暦のお祝いは何が欲しいかいと電話したら、まだ4年もあるんですけど、と怒られました。